「ハゲタカ」の主題歌は、「SINGLES」です。
アーティストはMr.Childrenで、着うたが聴けます。
また、主人公「鷲津」の着信音も配信しています。
ベストセラー小説で、原作者は真山仁氏です。
以前もドラマ化したことがあり、前回の「ハゲタカ」を観ていた人は、かなり注目していたと思います。
リアルの世界に警鐘を鳴らす経済ドラマとして、観ている者の心を打ちます。
2018年は綾野剛が主役で、見事なダークヒーローぶりを演じています。
以前に、「コウノドリ」で演じたときの誠実なイメージを覆していますし、
主人公の[鷲津]そのものになりきっています。
これまでにない厳しい表情を浮かべてパワフルに立ち回ったり、冷静に駆け引きをこなしていく姿に圧倒されます。
その志の高さによって企業と従業員が救われた時、ドラマの中と分かっていても、ほっとさせられます。
彼は瀕死の企業を食い荒らそうとするハゲタカではなく、日本という壊れかけた国に舞い降りる救世主なのです。
一方で、鷲津には影があり、
抱える過去や闇が滲み出ているような男です。
それが、より魅力を引き出し、ミステリアスに見えるのかもしれません。
「彼の狙いは何なのか?」
「鷲津の過去に何があったのか?」
ということが気になってきます。
しかしその答えは、すぐに明確にならず、次へと繋がっていくのです。
そこが、「ハゲタカ」の面白いところかもしれません。
ドラマのメンバーも、よく考えられており、トップ俳優やベテランが多いです。
あと、松平貴子と出会ってからの経過も見どころとなります。
今後鷲津は、ホテルウーマンの彼女と、どのような関係になっていくかはキーポイントになるでしょう。
もしかしたら、老舗ホテルを乗っ取る投資グループになるのかどうか興味深いです。
「ハゲタカ」の内容はシビアで、多少の重苦しさがありますが、それに対して、どうやって主人公が切り込んでいくのかも楽しみです。
[主題歌]
「SINGLES」[Mr.Children]
[キャスト]
[鷲津政彦][綾野剛]
[松平貴子][沢尻エリカ]
[佐伯宗徳][杉本哲太]
[芝野健夫][渡部篤郎]
[中延五朗][光石研]
[珠香][木南晴夏]
まさにミスチル節という感じの少し切ない曲です。
孤独を抱きながらも、何とか未来への光を見つけて進んでいきたいという想いが伝わってきます。
「SINGLES」は「ハゲタカ」の主題歌になっていて、現実的な曲です。
重苦しい状態でも決してネガティブに陥ることなく、
一生懸命自分を震い起して負けないように生きていこうとする姿が目に浮かびます。
誰にでも当てはまるようなメッセージが込められているから、ふと自分を振り返ってみた時、「SINGLES」が頭の中に流れてくるかもしれません。
曲はちょっと切なくて、人によってネガティブ思考になりそうですが、最後まで聴いていると自然と勇気が出てきます。「SINGLES」は少しだけポジティブになれますし、無理せずに頑張ってみようと思わせてくれる曲です。