ホラーとは違った恐怖の「ジョーズ」。
内容だけでなく、曲のインパクトも強いです。
その映画のテーマが、iPhoneにダウンロードできます。
電話や、LINEの着信音にも使えるのがポイントです。
「ジョーズ」で流れる曲は、
「Out To Sea」や、
「Main Title- Finding The Orca」があります。
目当ての着信音が無い場合は、リクエストしてみましょう。
高音質な曲がiPhoneで聴けます。
ただ大きな人食いサメが襲ってくるという映画ですが、
スティーブン・スピルバーグ監督らしい緊迫感や抜群のカメラワークで、その恐怖を煽っていきます。
目の前に大きな危険が迫っているというのに、迎え撃つ側の人間たちは、エゴでぶつかり合います。
真実の追求や安全の確保よりも、得られる利益を優先させてしまう愚かさは、いつの時代、どんな場所でも、結局のところ人間の最大の敵は己自身であると思い知らされます。
巨大サメとの戦いは、緊迫感があり、とてもインパクトがあります。
1975年の映画とは思えないほど、サメのセットや仕掛けが良く出来ていて、安っぽさに興ざめすることはありません。
昨今の映画は、CGが主流となっていて、これも十分に凄いですが、「ジョーズ」の存在感や質感なども負けていません。
戦いの結末も、あわやというところまで追い込まれながらの逆転劇であり、しかも巨大サメの最期は予想もつかない方法によってもたらされます。
そのあたりは、「激突」するようなパニック映画を手がけたスピルバーグ監督らしいと思います。
また彼が手がけたデビュー作は、テレビ映画の「刑事コロンボ・構想の刺客」ですが、このジョーズでも巨大サメの存在を明らかにして行くあたりでは、コロンボシリーズに似た手法を感じました。
さらに、緊張感を演出する曲もとても素晴らしいです。
例えば、「Out To Sea」、そして「ジョーズ2」の「Main Title- Finding The Orca」など、映画にぴったりです。
一度耳にしたら決して忘れない曲を作りだしたのは、「未知との遭遇」や「スーパーマン」などでもおなじみ、グラミー賞などを受賞した実績を持つジョン・ウィリアムズです。
時には緊張感を出すために、曲をゆっくり流したり、一時停止したりするので、見ている側も鼓動が早くなったり遅くなります。
「ジョーズ」は、1975年度のアカデミー作品賞候補にノミネートされますが、惜しくも受賞はしませんでした。
それでも、初期のスピルバーグ監督の映画として見逃せない名作です。